【中古車購入で失敗しない!】絶対に買ってはいけない粗悪車の特徴とプロ直伝の見分け方3選

本記事は、中古車販売のプロである 中野優作さんのYouTube動画 をもとに編集・解説した内容です。動画では語られていない補足情報も交え、記事にまとめています。

目次

中古車購入で失敗しないために

中古車は新車に比べて価格が安く魅力的ですが、「粗悪車を掴まされないか不安…」という声も少なくありません。実際、中古車業界には素人では見抜きにくい「絶対に避けるべき車」が存在します。
ここでは、プロが教える買ってはいけない中古車3つの特徴と、誰でもできるチェックリスト形式の見分け方を紹介します。

買ってはいけない中古車3つの特徴と見分け方

冠水車(水没車)

冠水車のリスク
冠水車は、エンジンや電気系統に深刻なダメージを受け、後々の故障リスクが非常に高いです。浸水した泥水は完全に取り除くのが難しく、そのため手抜きで再生されて流通するケースも少なくありません。

実体験例
ある顧客が購入した車は見た目はきれいでしたが、購入後半年でエンジンの電気系統が故障。調べたところ、過去に冠水した形跡がありました。このように、冠水車は購入後の修理費が高額になる可能性があります。
ネットで検索しても様々な体験談が散見されます。

プロ直伝チェックリスト

  • シートベルトを限界まで引き出す → シミや変色がないか確認
  • フロアマットの下 → カビ・コケ・錆が残っていないか確認
  • ドアパネルやゴム部分をめくる → 泥のラインや汚れが残っていないか確認

ポイント:写真で残しておくと、購入後のトラブル防止にも役立ちます。

塩害車(重度のサビ車)

塩害車のリスク
塩害車は下回りやマフラーが腐食して、ポロポロ落ちるレベルまで進行することがあります。特に雪国では融雪剤の塩カル、沖縄では潮風の影響で発生しやすく、購入後に修理費が膨らむリスクが高いです。

実体験例
雪国の中古車を購入した方は、半年でマフラーが腐食し穴が開き、修理費が10万円以上かかりました。見た目だけでは判断できないのが塩害車の怖さです。
雪国や海沿いの地域で使われた車は影響を受けている可能性があるので注意が必要です。

プロ直伝チェックリスト

  • 下回り全体を撮影 → 腐食や穴、錆びたボルトの有無を確認
  • マフラーをチェック → 穴やひび割れがないか
  • エンジンルーム内も撮影 → ボルトや金属部に異常な錆がないか

ポイント:購入前に防錆処理の有無を確認し、写真で記録しておくと安心です。

メーター改ざん車

リスク
メーター改ざん車は実際の走行距離が不明確で、整備履歴も分からないことがあります。そのため、相場より高値で売られることが多く、悪質中古車の代表例です。

実体験例
メーターが60,000kmを表示していた車を購入した方がいました。しかし整備記録簿を確認したところ、実際は10万km以上走行しており、購入後すぐに大規模な整備費用が必要になったケースがあるようです。
悪質なケースだと、売買契約取り消し、賠償金を請求できる可能性はありますが、やはり信用できるショップで買う事と、自分でも知識をいれておくのも大事なのかもしれません。

プロ直伝チェックリスト

  • メーター走行確認システムで履歴を照会
  • 整備記録簿や車検証の走行距離と照合
  • 不自然な巻き戻しがないか写真付きで確認

ポイント:改ざん車は絶対に避け、交換車の場合は記録があれば安心です。

「訳あり車」は狙い目?

雹害車(ひょうがいしゃ)やタバコ臭が残る車など、走行性能に問題がなければ狙い目です

  • 雹害車 → 見た目に凹みはあっても走行には影響なし
  • タバコ臭 → 価格に反映されていれば、コスパ重視で選ぶのもあり

重要なのは、業者が正直に欠点を開示しているかです。隠された欠点は後々のトラブルにつながります。

まとめ失敗しない中古車購入の鉄則

  • 相場より極端に安い車は必ず理由を確認する
  • 冠水車・塩害車・メーター改ざん車は避ける
  • 正直に状態を説明してくれる信頼できる業者から買う

中古車購入は、知識と慎重さが最大の防御です。
本記事のチェックリストを活用し、失敗のないカーライフを送れる事を願います。

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